カムカム健康プログラムとは?
「カムカム健康プログラム」とは「カムカム」のコンセプトを応用したオーラルフレイル予防を中核とした、運動・社会参加を含めたフレイル予防のための複合プログラムです。
普段の運動に、栄養バランスの取れた噛みごたえのある食事(カムカム食)、口のエクササイズ、社会参加をプラスした新しい健康プログラムです。
フレイル・オーラルフレイル予防を目的に、産学連携研究チームによって開発されました。
口の健康・栄養 & 噛む噛む
口の健康が衰えていくと、噛みごたえのある食品が食べにくくなります。
すると、やわらかいものばかり食べ、さらに口の機能が衰えます。
すると、やわらかいものばかり食べ、さらに口の機能が衰えます。
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口の健康
栄養&噛む噛む
そのままにしておくと…
口の衰えや必要な栄養が摂れなくなりフレイル一直線!
肉や魚、野菜を避けていると、
低たんぱく質・低ビタミンに。
やわらかいものばかり食べていると、
高炭水化物・高脂質に。
この負の連鎖が続くと、体に必要な栄養が摂れなくなり、不健康な体になってしまいます。
フレイル・オーラルフレイル予防のためにも、栄養バランスのよい、噛みごたえのあるお食事を、元気なお口で食べ続けることが大切です。
生活に取り入れよう!
「口の健康」のポイント
● 舌のエクササイズ
舌を口の中で回して、つばを飲みこむ
(右回り、左回り、それぞれ10回ずつ)
● 唾液腺マッサージ
唾液腺マッサージを1日3回行いましょう
両ほほに親指以外の4本の指をそろえて当て、奥歯の周囲をグルグル回転させてもみほぐす。
耳の下からあごの下にかけて、指先で下から柔らかく押し上げていく。
親指の腹を使い、あごの下側を軽く押すようにマッサージする。
生活に取り入れよう!
「栄養&噛む噛む」のポイント
- 噛みごたえのある食材を選ぶ
- 食材を大きく切る
- 加熱時間を短くする
- 料理の水分量を減らす
適正体重※ 1kgあたり、1日1gのたんぱく質 を摂ることが推奨されています。
※適正体重 kg = 身長(m)2×22
たんぱく質や栄養素が必要量食べられない時は、きな粉やスキムミルクでたんぱく質を摂ったり、栄養補助食品を活用する。
運動
50歳以上の方は1年間で1~2%程度筋肉量が減少すると一般に言われています。
さらに、入院してベッドで寝たきりで過ごすと、毎日約0.5%筋肉が減ってしまいます。
日頃から運動を心がけ、フレイル予防に努めることが大切です。
さらに、入院してベッドで寝たきりで過ごすと、毎日約0.5%筋肉が減ってしまいます。
日頃から運動を心がけ、フレイル予防に努めることが大切です。
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運動
そのままにしておくと…
加齢と不活発で筋肉はあっという間に減少!
生活に取り入れよう!
「運動」のポイント
筋肉をつける運動の例として、太ももを鍛えるスクワットやランジなどがあります。
椅子や手すりを使って、転倒予防をしながら運動してみませんか?
・65歳~74歳の方 ――1日7,000歩以上
・75歳以上の方 ―――1日5,000歩以上
が推奨されています。
社会参加
社会参加とは、文化活動・ボランティア地域活動に参加することです。
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社会参加
運動しかしていない方は、運動と共に社会参加をしている方と比べるとフレイルになるリスクが6倍も高くなります